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「X Summit PRIME 2021」をGFX100ユーザー目線で見る

2021年9月3日に上映された「X Summit PRIME 2021」。
噂のGFX新型機の発表がありワクテカしてリアルタイムで観てました。

 


www.youtube.com

 


タイムテーブルは最初にGFX、次にXマウントレンズの紹介。と、なっていて今回はGFXが主役でした。

 

 


1 GFX50s Ⅱ 発売発表

噂の一台のGFX50の後継機。
もし、GFX100を買ってなかったらこれを買ってました。

ボディをGFX100sを利用。
ほとんど違いが見えない。
フィルムシミュレーションでノスタルジックネガ採用

スペック(比較はGFX50)

IBIS採用。6.5段。
プロセッサー(3世代アップ)
AFスピードアップ
100以上の新機能(サミット中では説明無し)

発売日は2021年9月29日
価格:ボディのみ49万5000円前後
   レンズキット 54万8900円前後


GFX100sとの比較してみた(括弧内がGFX100s仕様値)(9月5日現在の情報)

IBIS:6.5段(6.0段)
重量がパッテリーとメモリーカード含むでは同じだ蹴れと含まないとなぜかGFX50s Ⅱの方が2グラム軽い。
ピクセルシフトマルチショット:約2億画素相当(約4億画素相当)
RAWデータが14bit(16bit)
連写が約3コマ/秒(約5コマ/秒)
動画:FHD 30p(4K 30p)
動画コーデック:MOV H.264(MOV H.265/MP4 H.264)
AF方式:コントラスト式(インテリジェントハイブリッドAF(TTLコントラストAF/位相差AF)


意外にスペックダウンしてるので特に動画メインの方は注意。


>100以上の新機能
はGFX50と比較してと思うので大きな期待はしない方がいいかな。

 


2 GFXレンズ

GF35-70mm F4.5-5.6WR
GF55mm F1.7
GF20-35mm 
チルトシフトレンズ


・GF35-70mm F4.5-5.6WR
GFX50sⅡのキットレンズセットのレンズ
GFレンズシリーズ初となる沈胴機構を採用
(35mm判換算:28mm-55mm相当)
発売日:2021年11月
質量約390g・長さ約96.4mm(広角端)
沈胴収納時の長さが約73.9mm
レンズ前約25cmまで被写体に近接可能

 

・GF55mm F1.7
・GF20-35mm 
・チルトシフトレンズ

この3本も初お披露目。
発売日は未定または開発中。
なかでも機体の広角ズームとチルトシフトレンズが入ったのが嬉しい。
これらに合わせてGFX用レンズロードマップも更新。
発売時期はGF20-35mmが2022年まで。GF55mm F1.7とチルトシフトレンズは2023年まで。

 


3 GFX100、GFX100sのファームウエアアップデート

・ブラックマジックRAW(BRAW)の対応
・XLR入力をサポートするアダプターを共同開発
・10月公開予定

これは動画屋さんにとってはビックニュースでは。
自分には特にXLR入力サポートアダプターが気になります。
映像にはTASCAMのロゴの入ったアダプターがGFX100sにセッティングされたいるシーンが出てる。
音響メーカーと合同で作るのは珍しし素晴らしことと思いました。
さらにSummitの動画を見てみるとこのアダプターには3系統の入力があるようでXLR端子には
しかもアダプターとカメラとのケーブルがないことからホットシューでデジタル接続してるのではと予想。

 

ネットで類似品がないかと調べてたら先行してTASCAMの開発発表がありました。

 

 

tascam.jp

キヤノン富士フイルムニコン、各社との協業によるプロ品質での動画音声収録を実現するミラーレスカメラ対応XLRマイクアダプター『CA-XLR2d』を開発

 

dc.watch.impress.co.jp

 

www.cined.com

 

 

 

TASCAMブランドのミラーレスカメラ対応XLRマイクアダプター『CA-XLR2d』の開発を進めていることを発表した。
発売は2021年内の予定。


驚いたのが他社のCanonNikonともコラボで開発!
3社対応モデルとなれば生産数増えるからかなり販売価格は抑えられるのでは?
この時点での対応機種は「X-T4」と「X-S10」なのでGFXは追加仕様になったのだろう。
これもデジタル音声伝送に対応。
FUJIFILMのカメラの大幅な音響環境のアップになりますね。


主な特長はこんな感じです。

ミラーレスカメラへのXLR入力を拡張するマイクアダプター
XLR入力端子を2系統装備し撮影シーンに合わせた最適なマイクを使用可能
高性能ADコンバーターを搭載し対応アクセサリーシュー経由で劣化のないデジタル音声をカメラにダイレクト伝送が可能(キヤノン富士フイルムの対応機種に限る)
対応アクセサリーシュー経由でカメラ本体からの電源供給が可能(キヤノン富士フイルムの対応機種に限る)
高性能HDDA(High Definition Discrete Architecture)マイクプリアンプを搭載し、高音質、低ノイズ、広いダイナミックレンジを実現(マイク/ラインレベル切替え、+48Vファントム電源対応)
2つののモードに対応するアナログ出力端子を装備
 カメラモード:カメラのマイク入力に音声伝送が可能
 ヘッドホンモード:ヘッドホンによるダイレクトモニターが可能

 


さらに類似品でSONY用に発売されてました。(XLR-K3M)
CA-XLR2dの元となったモデルみたいですね。
ただ、こちらはバッテリー駆動がない。
製造はデザインからしTASCAMぽい。
販売セットはマイクと延長ケーブルのセットのみ。


参考までにパナソニックでも発売されている(DMW-XLR1)のですがこの新製品の比べるとスペックが低く見えてします...
ぜひ、パナソニックにも対応して欲しいですね。

 

おけに、映像に出ていたTASCAMのアダプターとGFX100sの映像でレンズがなんとシネマレンズ「Premista19-45mm」を装着!
一度でいいからこんなレンズを使ってみたいですね。

ちなみにこのレンズを付けるにはマウントアダプタが必要。
このレンズやシネマレンズでよく「ラージフォーマットセンサー対応」と書いてあるのだけれどこれは、GFXのラージフォーマットとは別物。
対角の長さが43.2-46.3mmのイメージセンサーのことなのでFUJIFILMの提唱しているラージフォーマットは対角線が約55ミリなので少し小さいのです。

 


4 Xレンズ 新製品発表

単焦点
高性能化、大型化、デザイン

・XF33mmF1.4R LM WR
・XF23mmF1.4R LM WR


そして、静止画動画対応レンズ!

・XF18-120mm 正式発表2022年

その中で一番気になったレンズ。
サプライで新コンセプトの静止画、動画撮影の両スタイルを使いこなせるインターフェースを持ったレンズを発表!
シネマレンズを作ってるFujiだからこそ期待できますね。
ただ、値段は高そうだけれども。


これらの発表に合わせてレンズロードマップも更新

他の発表になったレンズ

・XF150-600mm(開発発表)


5 新センサー発表

Xシステムのフラグシップモデル用に新センサー投入を発表。
しかもセンサーには積層型のCMOS
投入は2022年。
詳しい機種までは言及せずだが、界隈の噂ではX-H2ではないかと。

 


祭りの後に


サミットが終わり事前の噂であったX-T30Ⅱは全く話題に出なかった。
ガッカリしたとTwitterではながれていたけれでもしかし公式サイトからしれっと掲載。
今回のサミットの内容では小物感が必要以上に出てしまうからだと思われ。
それこそサプライズに思えました。
そうした理由はカメラの見た目、変わらずだからそういう判断かもしれない。
だけど、違うタイミングでいいから光りを当てて欲しいな。
ローエンド機ユーザーにもちゃんと見守っているとメッセージが伝わる個とをしないと不安になってしまうよ。

 


参考サイト

 

dc.watch.impress.co.jp

 

dc.watch.impress.co.jp

 

 

digicame-info.com

 

www.cined.com

 

dc.watch.impress.co.jp

 

dc.watch.impress.co.jp

 

 

TASCAM マイクアダプターを熱く語る(
動画相談室【動画つくーるLIVE配信専用チャンネル】)


www.youtube.com