Lightroom Ver12.3 新機能「ノイズ除去」を試してみた
Lightroomのノイズ除去がパワーアップ!
なんとAIテクノロジーによってノイズ除去をする仕組みなのです。
まずは、バージョンをVer12.3にアップデート!
(2023年4月18日公開)
今回はこの「ノイズ除去」他にも大きな機能が機能向上していますね。
・髭や服のマスクを自動生成できるようになった
・アダプティブプリセットの追加
・ビデオから静止画フレームの抽出
・新しいカメラとレンズのサポート
早速「ノイズ除去」を使いたいところですがファイルに制限があります。
条件がありファイルが制限されます。
・RAWデータのみ
・画像センサーがBayer方式およびX-Trans方式
実行するとオンラインでで処理するらしく1分ほど時間かかります。
取りあえず、テストでノイズが多そうな古いカメラのRAWデータを探すもなかなかない。
RAWの時は夜間撮影で三脚を使用し低ISO設定なのでノイズはほとんど無い(偉いぞ過去の自分w)
ラフなシチュエーション時は高ISOもあるけどJPEG撮影で「ノイズ除去」が使えない。
過去HDDを探しに探したのだけど、撮影技術が低く(ピンボケ、ブレなど)とても使えるようなのがなく頭を抱え苦労しました。
取りあえずどうぞ。。。
ノイズ除去処置前
ノイズ除去処置前
ノイズ除去処置前
ノイズ除去処置後
カメラ:Nikon D700
試しに、JPGEデータ型式でもマニュアルでのノイズ除去「手動ノイズ軽減」で処置できます。
カメラ:OLYMPUS E-1
このデータは、元がアンダーを明るくしたためなのかノイズ処理が強いのか、元のデータのせいなのかホワイトノイズが出てしまいました。
しかし、これは今のデジカメでは出ず逆にClassicな感じが出て良いのではないでしょうか?
これをプリントしたらよさげな粒子感となるかもしれません。
公式Adobe Blogから「ノイズ除去」の裏舞台が書かれてます。
Adobe Lightroom/Adobe Camera RawのAI機能「ノイズ除去」の舞台裏
>非常に具体的な品質目標を設定していました。目安として、2000万画素のフルフレームカメラを使ってISO 51200で撮影しても、きれいで仕事にもつかえる仕上がりを実現することを目指しました。これは高いハードルです!
仕事に使えるとは、完璧に仕上げるのではなくほどよい解像度か。
日本人は完璧を求めすぎるのでこれくらいの緩さで丁度いいのでは。と思いますね。
さあ、あなたも過去写真から探し出してみてはどうでしょうか?
傑作作品が眠っているかもしれませんし、当時の撮影技術の未熟さに頭を抱えるのもいい刺激になるかもですよ!
今日もよきフォトライフを!
参考サイト